わきが治療には色々な種類がありますが、その中でも定番となっているのが「剪除法」です。
剪除法は脇に施術を行う手術となっています。
わきがは脇に多くあるアポクリン腺という汗腺から、出た汗で体臭が強くなる症状を起こします。
剪除法ではメスで直接、アポクリン腺を切除する事によって体臭を軽減するのが特徴です。
脇の真ん中を4センチから5センチ程度メスで切開し、その部分の皮膚を裏返して医師が目視でアポクリン腺を切除していきます。
技術の高い医師に施術を行ってもらえば、確実にアポクリン腺の量を少なくする事ができるので、わきが臭の軽減に繋がるのです。
アポクリン腺と一緒に毛根も取り除かれる為、術後は脇の無駄毛が無くなります。
無駄毛処理を行う女性にとって、剪除法は一石二鳥のわきが治療と言っても良いでしょう。
ただし男性の場合、脇の無駄毛が脱毛されると困るという場合は、他のわきが治療を選択する事をおすすめします。
剪除法はメスで皮膚を切る手術を行うので、どうしても傷跡は残ってしまいます。
しかし、切開する大きさは約4センチから5センチ程と小さく、その傷跡も脇のシワと同化して目立ちません。
アポクリン腺は1度取り除くと再生される事は無いので、わきが治療として剪除法は大きな効果を発揮します。
術後は1週間から2週間程度、患部を固定する必要があるので、その点は考慮しましょう。
費用は健康保険が適用される場合、平均して約4万円から7万円前後です。